スタッフブログ
2017年04月18日
ブログ
巻き爪を治そう
こんにちは!
昨夜は関東では暴風雨で荒れた天気でしたが、本日は一転真夏日を観測した地域もありました。
寒さ対策への体調管理のお話をしていましたが、今後は熱中症にも気を付けなくてはなりませんね。
本日は、巻き爪ケア・ヨネクラ稲毛店の代表の米倉が正しい歩き方をご案内します。
どうして爪が出来たの?
人間はその昔猿だったという仮説があり、四ツ足で行動していたと言われています。
猿の動きを見てわかる様に木に登ったりする時、手だけで木をつかむのでなく足でもつかんでいますね!!
手足の指の構造をレントゲンで見ると指先まで骨はありません。指先の約3分の2程しか骨はありません。指先で物をつかむ時は爪が無いとクニャクニャしてしっかりつかむ事が出来ません。
足の指も同様です。この様に物をつかむ事が出来る様に皮膚が進化して硬い爪が出来たのです。ですから爪は皮膚と同じたんぱく質で出来ています。
その後、人間は四ツ足動物から二足動物となり二本の足で立って歩く様になってきました。二足で立って歩くとなると指の働きがとても重要になってきます。
人間はどの様に歩くのかな?
皆さまは何気なく歩いているのでどんな格好で足指を使って歩いているのか深く考えた事がないでしょう。
歩く時は右足の足の踵から地面に着き、次に土踏まずを着き指で地面をしっかりつかみます。ここで地に着いた足の大腿の筋が緊張しストップをかけます。
そうすると反対の左足が前に出てきます。そしてこの反対足の踵から地面に着いていきます。この時右足の指はしっかり地面をつかんで次にける動作に移ります。
この繰り返しで歩いている訳です。ここで足の指が地面をいかにしっかりつかんでいるのかお分かりかと思います。
どうして外反母趾になるの?
足が動いている時、地面に設置する時一番先に着くのは踵です。そして次に指先で地面をつかんでから蹴って足を先に出します。この時踵から着地せず、土踏まずで着地する人がいます。
そして指で地面をつかまずにただ蹴る格好をして、足を出す人がいます。こういう人は偏平足の人が多く、指で地面をつかまず”ベタッ”と着いて指の付け根で蹴って足を運んで出しています。
そうすると主に親指の付け根の軟骨が飛び出してきて指の付け根が大きくなります。
この様な足は偏平足で足底筋(縦アーチの筋・横アーチの筋)の力が弱く指の付け根が外に広がってしまい、横アーチが無くなってしまいます。
足裏を見ると親指と人差し指の付け根にタコが出来ています。これは付け根の部分を地面につけて指を使わずベタベタという感じで歩いている証拠です。
こうなると指は元の位置にありますが付け根(中足骨)が外方に出て外反母趾・内反小趾となってきます。
主な原因はスリッパ・自宅の床の絨毯等家庭で指を使わなくて生活できる環境です。外ではパンプス・靴が挙げられます。
外反母趾と巻き爪の関係は?
外反母趾の人は指で地面をつかんで歩いていません。巻き爪は指先を使っていないと巻いてきます。
私は時々介護施設の寝たきりの方の所に施設の依頼で施術に行きます。なんで寝たきりの方が巻き爪で痛くて夜も眠れなくなるの?と思いますよね!!
爪は指を使わないと巻き爪になり”すごい力”で内方に巻いてきて皮膚に刺さってきます。
外反母趾の人は同様に指を使わないから巻き爪になってしまうのです。足の指を見て下さい。
外反母趾で2~4趾の第2・3関節の皮膚に変色・肥厚がある人は靴を履いていると2~4指が曲がって靴の上に当たって皮膚が変色したり肥厚したものです。
この様な方はパンプスを履いても、靴を履いても指を使わずペタペタと歩いている証拠です。
巻き爪にいつなっても不思議ではありません。
防止策としては靴を履いていても指先で地面をつかんで蹴って歩いているイメージを忘れない事です。
千葉の巻き爪ケア・ヨネクラは稲毛店と船橋店があります。
どちらの店舗のスタッフも施術に優れているだけでなく、足のトラブルやケアについても知識をしっかり持っています。。
悩まず不安なことはどんな事でもご相談下さい!