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2020年04月28日
ブログ
足の爪の勉強
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
新型コロナによる緊急事態宣言が出てから2週間経ちました。連日の感染拡大のニュースで不安な毎日を過ごされていると思います。
1日も早い終息を願うばかりです。
本日は、巻き爪ケア・ヨネクラ代表の米倉のブログを紹介します。
「姿勢作りに大切な役割をしている爪」
前回足の爪が歩行に重要な役割を果たしている事をお話ししました。
爪が無ければ地面を蹴る事も地面からの力を受け止める事も出来ません。
「ただ、爪があれば良い」という事ではなく、短く切り過ぎたり、角を大きく丸く切ってしまっても正しい歩行は出来ません。
歩く時は足底が地面をつかんで、̪趾先で強く蹴り出します。
足裏の空洞
生活様式が向上し靴下・靴・スリッパ・絨毯が普通になってくると、足底で地面を掴まなくてもうまく歩けるようになってしまいます。
これが通常歩行になってくると、まず足底の筋肉が落ちてきます。
足底は縦・横に弓上のアーチがあり、立った時に足裏に空洞ができます。
ペットボトルの底を見てください。凹んで空洞が造られています。この空洞がないとペットボトルは不安定になり感単に倒れてしまいます。
人間の足底も同じ様に地面を掴む事により空洞ができます。
この空洞がある事で立った時に倒れない様に安定感を保っています。
人間の動きとは
接地面が安定するとこの上にある下腿・大腿・骨盤が正しい位置に置かれてきます。
まっすぐ立つ・歩く・走るの動作で1番最初に働くのは下腿のスネとふくらはぎの筋です。足底が不安定だと下腿の筋は身体を安定させようと力が入ります。
ここに入った力が上の大腿・骨盤の筋にも影響を与えます。
身体が倒れない様に筋が働くという事は筋が緊張・収縮するわけです。
身体が倒れない様に筋が働いてふんばるという筋の付いている関節が曲がってきます。骨や関節は単独では働くことができません。
関節を挟んで骨に付いている筋の収縮運動によって関節が動かされ、それがそれが人間の動きとなっています。
この動きが出来ないと・・・
この事から体に付いている筋が緊張すると身体が丸く前に曲がってきます。
足関節・ひざ関節・股関節が曲がってくるとこの曲がった角度だけ腰が前に曲がってきます。
腰が曲がると背も丸く曲がってきます。腰が反り胸を張った姿勢が正しい立位です。
膝が曲がってくると当然膝関節の老化も早くなり、変形性膝関節症になり痛みが出てきます。
腰・背が曲がってくると胃・腸をを圧迫してきます。腸には小腸という第二の脳と言われる臓器が入っています。
小腸では食べた物の栄養素を吸収し肝臓へと送っています。大事な血管の素が作られています。
この働きが悪くなるときれいな血液が作られなくなり、様々な病気を引き起こします。
背が丸くなり肺を圧迫すると呼吸を保っている横隔膜が下がってしまい大きな呼吸が出来なくなってしまいます。
呼吸が上手くできないと血中酸素不足を起こし体調不良を訴えてきます。
この様に姿勢はとても大切なものです。
この正しい姿勢を作っているのが足の爪だという事を忘れないで正しい足爪の環境作りをしてください。
「千葉の巻き爪ケア・ヨネクラ/稲毛店・船橋店ではスタッフ全員がこの様な勉強をしていますので、遠慮なく聞いて正しい姿勢作りをしてください。