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2020年11月10日
ブログ
靴から起きる巻き爪について
巻き爪と安全靴について
巻き爪ケア・ヨネクラ/稲毛店・船橋店の院長オーナーの米倉です。
今回は巻き爪と安全靴について書いていきたいと思います。
巻き爪ケア・ヨネクラで巻き爪で̪̪趾が痛くなり困って来店する原因を聞いてみると、意外に多いのが安全靴を履いて仕事をしている方が多いのが目立ちます。
安全靴は靴のつま先に足趾を保護するための芯を被せて作られています。芯は鉄製・硬質プラスチックで作られています。この為、靴のつま先部分は丸い空洞になっています。
安全靴は見た目よりもさらに靴先の容積が少なくなっています。
その理由は、つま先に厚みのあるつま先芯を入れなければならない構造で作られているからです。
安全靴は主に建設現場や工場、運送会社のドライバー等が足先を重量物から守る為に使用されるシューズです。安全靴を履くと、重量物から保護するつま先芯で足の親指や小指が足先がすぼめられてしまいます。
足指がつま先芯で圧迫されてしまうので、つま先の細いパンプスを履いているような状態になってしまうのです。
狭いつま先芯に囲まれて親指は外反し、小指は内反してしまうのです。この状態は足先を痛めてしまう結果となってしまいます。
当然指には爪がついていて同様の外力が加わり巻き爪になってしまいます。
この様につま先芯ですぼめられた靴の中にいる足指は踏ん張る力を失い、結果母趾もうまく使えず浮指になってしまっています。親指は地を強くつかんで動くのが自然です。
浮指になりうまく地をつかめなくなると、爪の動きがなくなり巻き爪となってしまいます。
この様に足指が踏ん張る力を失うことによって、安全靴を履いて立ち仕事をする人のバランスを崩す結果となり、膝や腰のトラブルに悩まされる結果となってしまいます。
腰痛や巻き爪を助長する靴
靴の脚底のかかとの外側が減っている方をよく見かけます。この様な靴を履き続けると、足首が体の外側に倒れこむ踵骨内反になり、これが変形性膝関節症や巻き爪の原因の一つになります。
一般的に靴や靴の履き方、運動不足の生活習慣が原因で骨格が歪みはじめてもその原因に気付かないまま足や爪が痛くなれば、とりあえず柔らかい靴や幅広の靴を履いて対処しようとしてしまいます。
筋力の低下や骨格の歪みを調べて適切な対処をすることなく「靴が合わない」のが原因だと思い込んでしまう方がたくさんいます。結果、柔らかく脱ぎ履きが簡単な靴を選んでしまいます。
足は人の体を支える土台に相当します。人の土台である足が脆弱になると、逆に柔らかい履物を着用して体重の負荷を柔らかい履物を着用して体重の負荷を柔らかさでごまかそうと考えてしまいます。
しかし逆により不安定なった足のせいで体は一層歪みを強くする結果になってしまいます。建物と違って、人は運動によって土台そのものを強靭にする事ができます。痛い巻き爪ともサヨナラする事ができます。
それでも痛みが出る時は巻き爪補正をおすすめします。痛みをほっておくと化膿する事もあります。
早めのケアをおすすめします。ぜひご相談ください。無料カウンセリングをいたしますので、お電話でご予約をお願いします。