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2023年04月07日
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切れば切る程痛みが増してゆく負の連鎖『深爪』について
皆さま、お疲れ様です。巻き爪ケアヨネクラ稲毛店、スタッフTです。
◆いつの間にか切り過ぎて発生する『深爪』とそこからの巻き爪◆
深爪とは、指先の皮膚や爪のピンク部分(爪床)がむきだしになるほど爪を切ってしまった状態をいいます。
爪のピンク部分(爪床)は全身を流れる血液の折り返し地点ですので、細い神経や毛細血管が集まっているとても大切な場所です。普段は爪で守られているのですが、深爪になってピンク部分(爪床)が露出してしまうと、敏感な部分なので、外傷や感染に弱くなり、痛みや病気などのトラブルになりやすくなります。
更に気を付けたいのが、深爪が原因による巻き爪です。爪を限界以上に切り落としてしまうと、爪の周りにある皮膚或いは肉がせり出してきます。しかし、爪は伸び続けることが己の仕事ですからせり出した皮膚などお構いなしに突き刺さります。せり出した皮膚と爪が突き刺さった状態で接触し続けると、やがてそこから雑菌が侵入して炎症が起こります。
悪化すると皮膚が大きく腫れあがり膿が溜まる事も有ります。勿論ここまでくると歩行に支障が出るほど患部に痛みがあり、お布団を足にかける事すら痛くて出来ないという事もあります。この様な状態に陥った趾を陥入爪と言います。
また、深爪による皮膚のせり出しにぶつかった爪が突き刺さることなくまるで障害物を避けるかのように形を変え、皮膚を避けながら伸びていくことも有ります。この場合先のような炎症を伴う激痛はないことが多いですが、変形した状態で伸び続けた爪はやがてストローの様に丸みを帯び、少しずつ周りの指の肉を締め付けていきます。
更に変形したことにより爪切りが困難になり雑に扱われるなどされ、より一層趾への負荷をかけていきます。そして、気が付いた時には爪の形は完全に湾曲し、いつの間にか相当な痛みを伴って苦しめてきます。これが言わば巻き爪です。
◆『深爪』をしないことが巻き爪予防の第一歩◆
酷い痛みを伴う巻き爪や陥入爪にならないためには、それらになってしまう原因を作らないことがとても大切になります。
つまり、深爪をしないよう心掛けてケアするのも巻き爪予防の一つと言って良いでしょう。足の爪でも手の爪でも指先から伸びる白い部分(イエローライン)は1ミリを目安に必ず残し、決して先の角は切り落とさないようにしましょう。(どうしても隣の指にぶつかって気になるときはやすり等で少しだけ削り落とすに留めておきましょう。)それだけ気を付けておくだけでもかなり深爪予防になります。
◆それでも出来てしまった巻き爪や陥入爪は巻き爪ケアヨネクラ稲毛店・船橋店にご相談ください。◆
既に出来てしまった巻き爪や陥入爪につきましては、是非巻き爪ケアヨネクラ稲毛店・船橋店にご相談ください。まずはスタッフがしっかりと爪の状態を観察させて頂き、最良のケア方法をご提案させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。
※しっかりお客様一人一人の趾の状態を診させていただく為、稲毛店・船橋店共に完全終日予約制となっております。必ず先にご予約の上、ご来院ください。