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2024年03月21日
ブログ
爪トラブル
爪水虫(爪白癬)
こんにちは!巻き爪ケアヨネクラ船橋店のKです。
今回は「水虫」についてお話しします。
水虫の語源
ところで「水虫」ってなんだか面白い名前ですよね。この語源は江戸時代にまで遡ると言われています。農家の人が田んぼで作業する時期になると手足に水疱ができて、とても痒くなったそうです。当時ははっきり分かっておらず、水の中にいる虫に刺されたのだと思い、「水虫」あるいは「田虫」と呼ばれるようになったようです。
昔は下駄や草履を履く時代で、水虫にかかる人は非常に少なかったようですが、靴下やストッキングを付けて靴を履いて生活するようになった現代社会では、足が蒸れて水虫患者が急増してきており、一種の現代病とも言われています。
水虫とは
「水虫」は白癬菌(はくせんきん)というカビが、皮膚の表面に寄生しておこる皮膚病です。
足の水虫を放置すると、爪の中に水虫が侵入してしまい「爪水虫(爪白癬)」になることがあります。爪が白く濁ったり、厚くなり爪が変形して痛みが出る事もあります。爪まで進行すると治療が長期化するため、皮膚に症状が出たら早めに皮膚科を受診し治療しましょう。
日常生活において水虫になりやすい環境
・足を清潔にできていない
・長時間靴を履き、足が蒸れた状態が続く
・先が細い靴を履くことが多く、指がくっついてしまう
・糖尿病などの病気があり、感染症を起こしやすい
水虫の種類
水虫は、症状によって「指間型」「小水疱型」「角質増殖型」の3つのタイプがあります。
・指間型
水虫の中で最も多くみられます。足の指の間の皮がむけたり、白くふやけてジュクジュクしたりします。ただの皮めくれと区別がつきにくので正しく診断してもらう事が大切です。
・小水疱型
足の裏や側面に小さな水ぶくれができます。痒みが強いのが特徴で、小さな水ぶくれが増えると、水ぶくれ同士がくっついたり、破れたりして皮膚がめくれてきます。小水疱型は、水ぶくれが目に見えるため、早期に気づくことが可能です。
・角質増殖型
足裏の皮膚が厚くなり、ひび割れを起こします。痒みがあまりないので乾燥だと思って見過ごされやすいです。カサカサとした皮膚は剥がれやすく、床やスリッパなどを介して他の人に水虫を移してしまうことがあるため注意が必要です。
爪水虫(爪白癬)
爪水虫とは、爪に白癬菌が入り込んでしまった状態のことです。一旦水虫が爪に入りこんでしまうと完治するまでに時間がかかります。
爪水虫の症状
・爪の先端部が黄色く濁る
・爪の表面が白く濁る
・変色した爪がもろく、ぼろぼろと欠ける
・爪の付け根部分が厚くなる
・爪が変形する
水虫の予防方法
①足はせっけんで丁寧に洗う
毎日、足の指と指の間まで丁寧に石鹸で洗いましょう。ごしごし強くこすらず、優しく洗えば十分です。洗った後は石鹸を充分に流して、よく乾かすようにしてください。
②足はできるだけ乾燥させる
白癬菌は、湿った環境を好みます。汗などでぬれたときは、よくふいて乾かしたり、通気性の良い靴を履いたりするように心がけましょう。
③靴の中を乾燥させる
靴を長時間履くと蒸れてしまうので、通気性のよい履物に替えたり、靴の中を乾燥させるよう心がけましょう。また、休日などは靴を干して乾燥させるようにしましょう。
④足拭きマットやスリッパの共有は避ける
風呂場などにおいてある足拭きマットや、スリッパなどは白癬菌が住み着き増殖しやすいです。共有すると感染してしまうことがあるので別々のものを使用しましょう。
スポーツジムや温泉施設など不特定多数の人が使用する施設を利用したら帰宅後すぐに足を洗い流しましょう。
⑤家族に水虫の方がいる場合は全員治療する
ひとりが治ったとしも、一緒に生活している他の人がまだ治っていなければ、そこから再度感染してしまう危険性があります。家族全員が治療を受けることが大切です。
⑥こまめに掃除をする
剥がれ落ちた皮膚によって他の人に感染させてしまう事があります。床や畳、カーペットなどはこまめに掃除を行い、清潔を保ちましょう。足拭きマットなどもこまめに洗濯することが大切です。
はじめは自覚症状がありませんが、爪が分厚くなると皮膚に食い込み、爪が靴に当たり痛みが生じることもあります。
爪がはがれてしまうと足の指の機能が低下し、踏ん張れなくなり、バランスがとれず歩きにくくなり生活に支障が出る場合もあるのでしっかり予防をしましょう。思い当たる症状がある場合は早めの治療をお勧めします。
爪の事でのお悩みやご相談も無料カウンセリングでお聞きいたしますので
是非とも巻き爪ケアヨネクラ・稲毛・船橋店へご連絡下さい。
お待ちしております。