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2018年08月17日

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イボ・ウオの目・タコはどう違うの?

本日は巻き爪ケア・ヨネクラの代表米倉寿一が、イボ・魚の目・タコについて説明いたします。

 

「イボ」って何?

「イボ」は皮膚から盛り上がっている小さなできものを指す俗語です。

普通のイボは「ウイルス」が感染してできるウイルス性イボです。

 

「イボ」はどうして出来るの?

イボはヒト乳頭腫というウイルスの一種が皮膚に感染してできます。皮膚は表面から表皮・真皮・皮下組織と呼ばれる3つの層からできています。
表皮は角化細胞という細胞が何層にも重なってできているのですが、その1番外側にあるのが角質層です。深くなるにしたがって顆粒層・有棘層と名前を変え1番深い層が基底層です。皮膚はこの様に何層にもなっていて私達を外界の有害刺激やウイルス細菌感染などから守っています。

イボのウイルスも正常な健康な皮膚には感染できないのですが、小さな傷があるとそこから皮膚に入り込んで基底層の細胞に感染してイボを作ると考えられています。感染を受けた基底細胞は細胞分裂が盛んになりまわりの正常細胞を押しのけ増え続けます。
こうしてできた感染細胞の塊が私たちが見ているイボの正体です。
イボができるためには小さな傷を通してウイルスが皮膚や粘膜に入り込み基底細胞に到達する必要があります。外傷を受けることの多い手足や、アトピー性皮膚炎の子供達など特に引っ掻くことの多い肘、膝嵩にイボができやすいのはこの為です。

 

「イボ」はうつるのでしょうか?

イボは感染してできる皮膚や粘膜の病気ですから「うつる」可能性を秘めています。しかし私たちの皮膚や粘膜は解剖学的構造や免疫の働き、様々なバリア機能で感染から守られており、正常な皮膚や粘膜には通常感染しにくいと考えられています。
皮膚や粘膜に小さい傷ができて侵入を許したり免疫力が低下しているとイボができ易かったり、ひどくなったり治りにくくなることがあります。

 

「魚の目」と「イボ」の違い

魚の目は通常大人の足の裏や指などにできる直径5~7センチ程の硬い皮膚病変で、歩行や圧迫により激しい痛みを伴うのが特徴です。
中心に魚の眼のような芯が見えるので魚の目と呼ばれています。皮膚の一番外側には角質層と呼ばれる硬い層があり、圧迫などの外界刺激から身体を保護しています。
足底の皮膚が厚くて硬いのは、歩いたり体重を支えたりと機械的刺激から皮膚が角質層を厚くして対応しているからです。踵の皮膚を見ると良く分かります。何かの理由で一定部位に繰り返し異常な刺激が加わりますと、角質が厚く芯のようになり、真皮に向かって楔状に食い込んでいきます。こうしてできたのが魚の目です。但し、子供の足の裏にはミルメシアと呼ばれる魚の目とそっくりの痛いイボができることがあります。子供の足裏(特にかかと)に魚の目みたいなものを見つけたらミルメシアと考えてまず間違いありません。

 

「魚の目」と「タコ」の違い

タコも魚の目と同じように皮膚の一部が慢性の刺激を受けて角質層が厚くなる病気です。魚の目と違って刺激を受けた辺り全体の皮膚が少し黄色味を帯びて厚く硬くなって盛り上がってきます。
魚の目が足裏にできるのに比べ、タコは足の裏以外にも生活習慣や職業やその人の癖などにより身体のあちこちにできます。ペンダコ・座りダコなどを思い出していただくと分かりやすいです。

巻き爪ケア・ヨネクラ/稲毛店・船橋店では毎日魚の目・タコの処理のお客様が来店しています。タコ・魚の目は繰り返される外からの刺激でできますので、当店での定期的なケアが良い結果を生むと思います。
現在来店されているお客様も皆様、痛くないきれいな足となり喜んでおられます。

魚の目・タコの痛みは我慢せず、千葉の巻き爪ケア・ヨネクラ/稲毛店・船橋店にご相談下さい。

https://makidumecare.com/

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