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2018年08月31日
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巻き爪の予防にも!爪の適正な長さと形とは?
初めまして、ヨネクラ巻爪ケア船橋店のOです。
以前はネイルサロンに勤めていました。
ネイルの勉強を始めて十数年になりますが、足の爪を整える時はこの長さでこの形が適正と明確に知ったのはここに来てからになります。
勿論、切り過ぎはダメ!スクエアーオフカット(四角い形で角を落とす)で整えるのはネイリストでは一般的な共通認識だとは思いますが、適正な長さというのは教わった事が無かったので目からウロコでした。
ネットで調べてみると、指先から少し出るくらいの長さがベストという情報もありますが
ペディグラステクノロジーでの既定の長さは指先から1.5~2mm下と明確に教わりました。
何故1.5~2mm下で四角い形が適正なのか
何故か分かりますか?
足の爪は1日に0.05mm伸びると言われています。
因みに手の爪は0.1mmです。
なので、伸びる速度や形は人それぞれですが足の爪は1カ月で大体1.5mm伸びます。
ということは、1カ月後までに安全に生活できる長さを逆算して出された長さということになります。
指先より少し長めにカットするというのは、爪の角が伸びて来た時にお肉に食い込むのを防ぐ為に言われている事だと思います。
ただその長さだと、1カ月後は更に伸びていて靴を履いた時につま先が押され痛みを感じるようになり、無理すると剥離を起こしてしまいますし、何かに引っかかりやすくなるリスクが伴います。
また、何故スクエアオフの形がいいのか。
それは爪が伸びる過程で爪の角が大切だからです。
ご自身の足の爪を見て頂くと分かると思いますが、爪の周りのお肉は盛り上がっていませんか?
角が無い丸くカットされている爪や深爪の場合はお肉の盛り上がりがスクエアオフにくらべて手前からになります。
そうなっていると、爪の端が切り残され棘の様に鋭くなっている方が少なくないので、伸びて来た時に盛り上がっているお肉に刺さり易く痛みがでてきてひどい場合は化膿してしまう時もあります。
今が大丈夫でも未来の自分の為に出来る事
現代の日本では10人に1人が巻き爪と言われています。
痛みが出ないと足の爪など気にもしない場所だと思います。
介護関係のお仕事をされている方から伺ったことがありますが、ご年配の方の巻き爪が
多く深刻な状態のようです。
膝関節症、腰痛、肥満を患っている方が、歩行時に足の親指の軸がズレてしまい、爪が斜めから圧迫され、爪が巻きやすくなります。
その逆もあり巻爪や陥入爪になり痛みが出ると庇って歩くようになり関節などに負担が掛かってきます。それが関節痛や腰痛の原因になる事もあるのでたかが足爪、されど足の爪です
巻き始めに気づいたばかりであれば、重度の巻き爪に比べ時間も費用も掛からずに良くなっていきます。
巻いてる時間が長ければ長いほど施術に通う期間も長くなってきます。
ちょっとした変化に気づき、自分の身体の声に耳を傾けるメンテナンスする事は未来の自分への贈り物になります。
今一度ご自身の足を観察してみて下さい。
何か不安なことがありましたら、是非ご相談下さい。